本ページはSpriteStudio 5をベースに解説しています。
インスタンスパーツには参照先のssaeとアニメーションデータの名前が記憶されています。
そのため、参照先のssaeやアニメーションデータをリネームした後に、インスタンスパーツを使用しているssaeを更新せずに終了した場合、参照先のアニメーションデータが見つからず、再生できない状態となってしまいます。
Ver.5.3.6 以前のバージョンをご利用の場合
インスタンスパーツの参照先が見つからない状態となったssaeを保存しようとした際に、強制終了する不具合が存在します。
最新版では本不具合は解消しておりますので、バージョンアップをお願いいたします。
回避方法
参照先のssae、アニメーションデータをリネームした場合、必ず参照元のssae、アニメーションデータのインスタンスパーツを更新し、保存を行ってください。
最新版ではソースアニメーションのssaeにリネームがあった場合、参照元のssae、アニメーションデータが更新表示になりますので「すべて保存」で問題ございません。
Ver.5.3.6以前をご利用の場合は、参照元のssaeのインスタンスパーツの参照先を更新し、上書き保存をお願いいたします。
強制終了への対処方法
本不具合はすでに修正版がございます。
お手数ではございますが、最新版へのバージョンアップをお願いいたします。
- OPTPiX SpriteStudio Ver.6のダウンロード
- OPTPiX SpriteStudio 5のダウンロード
SpriteStudio 5シリーズはVer.5.8が最新版となります。
バージョンアップ以外での対処法
インスタンスパーツの参照先となるアニメーションデータが見つからない状態が問題の原因です。
参照先のアニメーションデータを改めて追加することで対処することが可能です。
参照先のアニメーションデータが分からない場合、テキストエディタでssaeを開くことで確認することが可能です。
- 「<type>instance」というキーワードで検索してください。
- ヒットした行から10行ほど下に行くと
<refAnimePack>ssaeのファイル名</refAnimePack>
<refAnime>アニメーションデータのファイル名</refAnime>
という2つのタグが見つかります。 - 判明したssaeとアニメーションデータをsspjに追加してください。
既に不要なインスタンスパーツがある場合は SpriteStudio 上で削除するようにしてください。