開発の橋本孔明です。「プログラマから見たWindows 10」第2回は「互換性」をテーマに採り上げます。
Windowsのバージョンが新しくなるたびに必ず付いて回るのが、ハードウェアやソフトウェアの互換性問題です。 ハードウェアについてはデバイス ドライバの構造がWindows Vista以後それほど大きく変化していないため、少なくともx86プロセッサ版のWindows 7やWindows 8.1で動作するドライバが用意されているものについてはそれほど心配しなくてもよいでしょう。
ソフトウェアについてですが、これも今までのWindowsのバージョンアップ時と同様、システムに深く関与するセキュリティ系ソフトウェアなどを除けば、大半のアプリケーションがそのまま動作するようです。ただ、やはりいくつかの注意点がありますので、今回はそのあたりを中心にまとめてみたいと思います。 続きを読む