地上波デジタルへの完全移行はこれからですが、データ放送自体は各自治体や館内放送向けなどに定着しつつあるのをご存知でしょうか。
ワンセグ放送・12セグ放送に対応、かつ自社製CMSと連携することで、データ放送コンテンツを一括送出する画期的でありながら、とてもコンパクトな放送局。株式会社ヨーズマー様の「DigitalDuckBill」には「OPTPiX imésta for Digital Broadcast」のカスタマイズ版をご導入いだきました。
――御社のことを教えてください。
テレビ局(主にケーブルテレビ局)向けの文字放送、データ放送システムの開発と販売をおこなっています。最近話題となっているエリアワンセグでは、免許取得から放送機器の提供、コンテンツ制作など放送開始までの工程をすべてサポートさせていただいています。
――OPTPiX imésta 7 for Digital Broadcast を導入される前はどんなことでお困りでしたか?
地域密着情報を提供するケーブルテレビ局では、データ放送を利用して様々な情報配信をおこなっています。 その反面、情報量が多くなり過ぎ、データ量が多くなり表示まで非常に時間が掛かるとの御意見が多くなって来ました。
――OPTPiX imésta 7 for Digital Broadcastを導入後、どんな変化がありましたか?
データ放送で一番容量が大きくなるのは、画像です。この画像をフルカラーではなく減色して使用することでかなり容量を減らすことができました。
――どのような製品・どのようなところでご活用いただいているのでしょうか?
上記の様にケーブルテレビ局、エリアワンセグなどのデータ放送用画像制作に使用しています。最近では、水族館などのデジタル館内放送のコンテンツ制作にも利用させて貰いました。
――今後の御社の事業展開、業界動向などお聞かせください。
国内では、完全デジタル放送化が2011年 7月に実施されます。その為、放送局だけでなく館内放送などもデジタル放送に対応する必要があります。
そこで、映像だけではなくデータ放送を利用したデジタルサイネージや館内放送を安価に運用できるシステムの提供を計画しています。 このシステムの中に"OPTPiX imésta 7 for Digital Broadcast" を利用させて貰う予定です。
また、日本の放送規格(ISDB-T)は、海外でも運用を検討されており、採用に向けてデモ用コンテンツを提供させていただいています。
――OPTPiX imésta 7 for Digital Broadcast についてのご要望をお聞かせください。
OPTPiX imésta 7 for Digital Broadcastは、日本独自の放送規格に特化した専用ツールとして非常に貴重な存在となっています。画像編集ツール単体としての機能は十分なため、今後は御社が開発されたコミPo! などと連携し、デジタルサイネージやホテル、学校などの館内放送やデータ放送などでキャラクターが説明・案内をする動画や静止画が簡単に作れる様になると面白いかもしれません。
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