[詳細設定:特殊処理]ダイアログは、解凍後に行う特殊な処理の設定を行います。解凍したフォルダ以外のフォルダへファイルをコピーしたり、フォルダの階層構造をそのまま再現して解凍したり、COMサーバやActiveXコントロールをWindows OSに登録するなどの処理を行うことができます。
別のフォルダに解凍するファイル/フォルダ
書庫内の特定のファイルまたはフォルダ(書庫内の特定のフォルダ以下のすべてのファイル)について、本来の解凍先以外の特定フォルダへ解凍を行いたい際に、ファイルまたはフォルダの情報をリストに登録します。
フォルダを指定した場合は、指定フォルダ名で解凍先にフォルダを作った上で、書庫内の当該フォルダより下の階層構造をそのまま再現します。
追加 |
新しい項目を追加します。 「別の場所に解凍するファイル/フォルダ項目の編集」ダイアログを開き、ファイル/フォルダの情報を登録します。 |
---|---|
削除 |
選択した項目を削除します。 |
編集 |
選択した項目を編集します。 「別の場所に解凍するファイル/フォルダ項目の編集」ダイアログを開き、ファイル/フォルダの情報を編集します。 |
COMサーバ/ActiveXコントロールの登録 Pro版限定機能
解凍したファイルをCOMサーバ/ActiveXコントロールとしてWindows OSに登録したいとき、ファイルをこのリストに登録します。
この項目は、EXEpress 6 Proを購入して登録を行った場合のみ、使用することができます。
追加 |
新しい項目を追加します。 「登録するファイル項目の編集」ダイアログを開きます。 |
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削除 |
選択した項目を削除します。 |
編集 |
選択した項目を編集します。 「登録するファイル項目の編集」ダイアログを開きます。 |
別の場所に解凍するファイル/フォルダ項目の編集
[別の場所に解凍するファイル/フォルダ項目の編集]ダイアログは、書庫内の特定ファイル(または書庫内の特定のフォルダ以下のすべてのファイル)を、本来の解凍先以外のフォルダへ解凍するための設定を行います。
[詳細設定:特殊処理]ダイアログで、[別の場所に解凍するファイル/フォルダ項目の編集]の[追加]または[編集]ボタンをクリックすると表示されます。
アイテム名
他のフォルダへ解凍するファイルまたはフォルダを指定します。
[書庫内参照]ボタンをクリックして、解凍するファイルまたはフォルダを指定します。
基準フォルダ
コピー先となるフォルダのカテゴリを指定します。
基準フォルダ | Windows Vista / 7 / 8 / 10 / 11 での解凍先の例 |
---|---|
Program Filesフォルダ |
[64bitの場合] C:¥Program Files¥ |
Windowsフォルダ |
C:¥Windows¥ |
Systemフォルダ |
C:¥Windows¥System32¥ |
テンポラリフォルダ(+eptemp.$$$) |
C:¥Users¥ユーザー名¥AppDataLocal¥Temp¥eptemp.$$$¥ ※ テンポラリフォルダに、EXEpress専用フォルダ”eptemp.$$$”を作成し、そこを基準フォルダにします。 |
Windowsインストール先ドライブ |
C:¥ |
自己解凍実行ファイルと同じフォルダ |
※ 自己解凍実行ファイルのあるフォルダが基準フォルダとなります。 |
絶対パス指定 |
※ [フォルダ]にて、ドライブ名からのフルパスで解凍先を指定します。 |
マイ ドキュメント フォルダ |
C:¥Users¥ユーザー名¥Documents¥ |
デスクトップ フォルダ |
C:¥Users¥ユーザー名¥Desktop¥ |
カレント ユーザー ホーム フォルダ |
C:¥Users¥ユーザー名¥ |
All Usersホームフォルダ |
C:¥Users¥Public¥ |
Application Dataフォルダ |
C:¥Users¥ユーザー名¥AppData¥Roaming¥ |
All Users Application Dataフォルダ |
C:¥ProgramData¥ |
All Usersデスクトップ フォルダ |
C:¥Users¥Public¥Desktop¥ |
Local Application Dataフォルダ |
C:¥Users¥ユーザー名¥AppData¥Local¥ |
All Users ドキュメント |
C:¥Users¥Public¥Documents¥ |
OSの種類や、インストール時の状況によっては、解凍先がこの通りであるとは限りません。この通りでない場合であっても、EXEpress 6は現在のWindowsのインストール状況を調べて、適切なフォルダへ解凍を行います。
サブフォルダ(省略可)
基準フォルダ内のどのサブフォルダをコピー先にするかを指定します。
登録するファイル項目の編集 Pro版限定機能
[登録するファイル項目の編集]ダイアログは、解凍したファイルをCOMサーバ/ActiveXコントロールとしてWindows OSに登録するための設定を行います。
[詳細設定:特殊処理]ダイアログで、[COMサーバ/ActiveXコントロールの登録]の[追加]ボタンをクリックすると表示されます。
この項目は、EXEpress 6 Proを購入して登録を行った場合のみ、使用することができます。
ファイル
COMサーバ/ActiveXコントロール登録するファイルを指定します。
[書庫内参照]ボタンをクリックして、登録するファイルを指定します。
アンインストール時に登録を解除する
アンインストール時、COMサーバ/ActiveXコントロール登録を解除します。
この機能は、EXEpressアンインストーラを使用した場合のみ有効です。