プログラム

[詳細設定:プログラム]ダイアログ[詳細設定:プログラム]ダイアログは、自己解凍実行ファイル内に含まれる自己解凍プログラムの形式を指定します。

自己解凍実行ファイルのプログラムタイプ

自己解凍プログラム[32bit]にするか[64bit]にするかを指定します。

[64bit]を指定した場合、64bit版のWindows OSでのみ起動することができます。64bit版プログラムのみがアクセスできるフォルダへのファイルコピーや、64bit版のCOMサーバおよびActiveXコントロールの登録を行うためには、このオプションをONにする必要があります。

[32bit]を指定したとき、64bit版のWindows OSでの実行を禁止することができます。

自己解凍実行ファイルのアプリケーションマニフェスト

プログラムに埋め込むアプリケーションマニフェストを変更することができます。

※アプリケーションマニフェストは、Windows Vista以降およびWindows Server 2008以降のみで効果があり、Windows XPおよびWindows Server 2003では無視されます。

標準(管理者権限への昇格を必要とする)

自己解凍実行ファイルの起動のために、管理者(アドミニストレータ)権限への昇格を必要とします。

昇格して起動した自己解凍実行ファイルは、システムフォルダ(Program Filesなど)や共通レジストリ(HKEY_LOCAL_MACHINEなど)への書き込みを行うことができるようになります。

「全ユーザー共通のショートカットを作成する」機能や、アンインストーラの登録を行う場合は、このマニフェストを使用してください。

標準(管理者権限への昇格を必要としない)

自己解凍実行ファイルの起動のために、管理者(アドミニストレータ)権限への昇格を必要としません。

このマニフェストを使用した場合、システムフォルダや共通レジストリへの書き込みを行うことはできませんが、共用パソコンなど、管理者権限の使用できないシステム上の自己解凍実行ファイルの起動を行うことができるようになるほか、ユーザーアカウントコントロール(UAC)」の警告メッセージの表示を抑制することができます。

デスクトップ上へのファイル解凍を行うだけなど、主にデータファイル配布を目的とした自己解凍実行ファイルを作成する場合、このオプションを使用することができます。

ユーザー指定のマニフェストファイルを使用する
Pro版限定機能

マニフェストとして、任意の別ファイルの内容を使用します。

アプリケーションマニフェストの詳細については、Microsoftから提供されているドキュメント等をご覧ください。

自己解凍実行ファイルの高度な設定Pro版限定機能

自己解凍プログラムについての高度な設定を行うことができます。通常は、このオプションをONにする必要はありません。

設定については、EXE形式プログラムファイルについての十分な知識が必要になります。不正な値を設定すると、プログラムが正常に動作しなくなります。

ファイルヘッダの対象OSバージョン

プログラムファイルのヘッダに埋め込む、対象OSバージョンの数値を変更します。

ファイルヘッダの対象サブシステムバージョン

プログラムファイルのヘッダに埋め込む、対象サブシステムバージョンの数値を変更します。