Version 7.3.2 リリースノート (2025/02/27)



概要

本バージョンでは、細かな機能追加と改善、不具合の修正を行いました。
アスペクト比を維持してパーツを拡大・縮小するショートカットキーコマンドの追加、 フレームコントロール上部のコンパクト化などがあります。

機能追加

  • アスペクト比を維持してパーツを拡大・縮小するショートカットキーコマンドを追加しました。
    ウィンドウコマンドの「レイアウト」「フレームコントロール」に、コマンド名「選択パーツの幅と高さを比率を維持して縮小(拡大)」として追加しました。 

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      ・このコマンドはレイアウトウィンドウで Shiftキーを押しながらパーツ隅のハンドルをドラッグして拡大・縮小する動作と同じものです。
  • レンダリング:出力画像サイズに「ビューポートのサイズを適用する」チェックボックスを追加しました。

    ・このオプションを有効にすると「プロジェクト設定」→「ビューポート」にあるラスタライズのサイズを出力する画像サイズ(ピクセルで指定)に適用します。(「ピクセルアートをシミュレート」を無効化した状態でも適用されます)
    ・「”ピクセルアートのシミュレート”オプションを反映」との違い
       シミュレートオプションにチェックを入れた状態では、出力される画像のサイズ(解像度)は基準枠のサイズとなり、1ピクセルのサイズが「基準枠のサイズ ÷ ビューポートのサイズ」になります。

改善

  • フレームコントロール:上部にある数値入力の幅をコンパクトにしました。
  • フレームコントロール:FPS、開始/終了、フレーム等のボックス上でマウスホイールを操作しても値が変更されないようにしました。一度、入力ボックスをクリックしてフォーカスした後に反応します。

不具合修正

  • 【7.2.4 以降】レンダリング:幅4000pxほどの基準枠のアニメーションをレンダリングすると右端でクリップされる。本バージョンにおいても8064pxを超えた領域は正しくレンダリングされません。
  • 【7.2.4 以降】フレームコントロール:アトリビュート行を選択した状態で「空白フレームの選択解除」を実行すると選択が全解除される。
  • 【Mac固有】プロジェクト:ファイルパスに濁点等が含まれるプロジェクトに対してドラッグ&ドロップでファイルを追加すると ../../ のような無用な相対パスが付加される。
  • アトリビュートウィンドウ:数値を入力してから、値が確定していない状態で別のウィンドウに切り替えると、表示値が更新されない状態になる。
  • セル編集:原点の小数値の入力で、1文字変更する都度、値が適用されてしまい連続で数値を入力できない。 → Enterキー押下時、フォーカスアウト時に入力値を適用するように変更しました。