EXEpress 6は、高機能かつユーザーフレンドリなインストール環境を提供する、自己解凍実行ファイル生成ツールです。
インターネットでのファイル配布に必須の「自己解凍実行ファイル化機能」(ひとつの実行ファイルに全ファイルをパックし、実行することでファイルを解凍する機能)と、インストーラ・アンインストーラとしての基本機能を備えており、プログラムやコンテンツの配布を強力にバックアップします。
EXEpress 6で生成した自己解凍実行ファイルなら、ユーザーフレンドリなインストール環境を提供できるので、幅広いユーザー層へのアピールが可能になります。さらに、プログラム開発者・コンテンツ制作者は本来の製作業務に専念できるようになるでしょう。
EXEpress 6の特長
EXEpress 6は以下のような特長を備えています。
使いやすいウィザード形式の自己解凍実行ファイル
EXEpress 6で作成した自己解凍実行ファイルは、初心者でも扱いやすいウィザード形式。配布対象ユーザーを選ぶことなくご利用いただけます。
EXEpress 6 Proでご利用のときは、従来の「クラシックスタイル」ウィザードだけでなく、最新のWindowsにマッチした新しいスタイルのウィザードを選ぶことができます。
解凍に徹した「ウィザード無し」自己解凍実行ファイルに対応 Pro版限定機能
他のセットアッププログラムのファイル群をパッケージ化する用途などに使える、「ウィザード無し」の自己解凍実行ファイルを作成できます。
実行後にユーザーへの確認を行うことなく、すぐにファイルの解凍を行えます。
CAB形式に対応
対象圧縮ファイルとして、Windows標準の圧縮形式であり、かつ他の形式に比べて圧縮率の高いCAB形式を採用しました。よりコンパクトな自己解凍実行ファイルの作成が可能です。
※EXEpress 6はLZH/ZIPなどの形式には対応しておりませんのでご注意ください。
書庫作成ツール「EXEpress Compressor」を添付
書庫ファイル(CAB形式)作成ツール「EXEpress Compressor」を添付。書庫ファイルの作成から自己解凍実行ファイルの作成までに必要なすべてのプロセスが、EXEpress 6のみで作業可能です。
ショートカットアイコンの登録をサポート
スタートメニューやデスクトップにショートカットアイコンの登録が可能です。
組み込みアンインストーラを搭載
一般的な使用に必要となる機能をすべて揃えた高性能なアンインストーラを標準搭載。アンインストーラを独自に作成する必要がないため、開発の負担を軽減できます。
任意のメッセージを表示可能
自己解凍プログラムの実行時には、任意のウィンドウタイトルや説明文などを表示可能です。
ファイルのインストール先や解凍方法を柔軟に指定可能
ファイルのコピー先として、実行したフォルダにそのまま解凍することはもちろん、Program Filesやデスクトップ・システムフォルダなど多彩な「特殊フォルダ」を基準フォルダとして指定し、それらのフォルダの先にサブフォルダを作成して最終的な解凍先とすることができます。
コピー先はファイルごとに個別に指定することもできますので、DLLファイルをシステムフォルダに格納したり、設定ファイルを専用フォルダに格納するようなアプリケーションの配布を行うこともできます。
可動Windowsバージョンの指定
作成した自己解凍実行ファイルが動作可能なWindowsバージョンを指定することができます。配布するプログラム等のサポート対象OSに合わせた自己解凍実行ファイルが作成できます。
プログラムの自動実行
インストール終了後に、任意のプログラムを自動的に起動することができます。
自己解凍実行ファイルのアイコンを設定可能
自己解凍実行ファイルのアイコンは任意のものに変更可能ですので、ファイルを実行する前に何をインストールするプログラムかが一目瞭然。48×48ドットアイコンや半透明アイコンもサポートしています。
任意のパネル画像を設定可能 Pro版限定機能
自己解凍プログラムのウィンドウ左側に表示されるパネル画像は自由に変更できますので、オリジナリティを増すことが可能です。
背景スクリーン機能
グラデーションの背景スクリーン表示に対応しています。背景色の指定を行ったり、任意のロゴ(ビットマップ)を背景に表示することも可能です。
外部インストーラ呼び出しのためのファイル削除機能をサポート
EXEpress 6のインストール機能ではなく、外部インストーラを使用する場合、外部インストーラの実行終了を監視して、自己解凍プログラムが出力した一時ファイルを削除することができます。
EXEpress 6を「外部インストーラで作成したファイル群」のファイル展開のための自己解凍実行ファイル化ツールとして使用することができます。
英語版Windows上での実行をサポート
作成した自己解凍実行ファイルは英語版Windowsにも対応。英語版Windows上ではインストールやアンインストールに際しての各種メッセージを英語で表示します(ユーザー指定項目を除く)。
COMサーバ/ActiveXコントロールの登録をサポート Pro版限定機能
プログラムの動作に必要となる、COMサーバやActiveXコントロールを、インストールと同時にWindowsに登録することができます。
組み込みアンインストーラでは、アンインストールと同時にこれらのファイルの登録の解除も行うことができます。
バッチ実行のサポート
自己解凍実行ファイルの作成方法を定義したファイルを引数にしてEXEpress 6を実行することで、ウィンドウを開かずに自己解凍実行ファイルの作成を行うことができます。バッチファイルやスクリプトから自己解凍実行ファイルを作成したい場合に適しています。
高い安定性
弊社OEMでは50万本以上の出荷実績があり、高い安定性を誇ります。
動作環境
EXEpress 6の対応OS
日本語版Windowsの以下のバージョン(32bit/64bit)に対応しています。
- Windows 11
- Windows 10
- Windows Server 2008(R1・R2)
- Windows Server 2012(R1・R2)
※ Windows 95/98/Me/2000/XP/Vista/7、Windows Server 2003、Windows NT3.51/4.0以前には対応していません。
※ 日本語版以外のWindowsには対応しておらず、メッセージが正しく表示されません。
作成した自己解凍実行ファイルの対応OS
Windowsの以下のバージョン(32bit/64bit)に対応しています。
- Windows XP
- Windows Vista
- Windows 7
- Windows 8
- Windows 8.1
- Windows 10
- Windows 11
- Windows Server 2003
- Windows Server 2008(R1・R2)
- Windows Server 2012(R1・R2)
- Windows Server 2016
※ 日本語版以外のWindowsにも対応しており、メッセージやウィンドウ表記が英語になります。
※ 「Windows 10 およびそれ以降のWindowsクライアント」「2019 およびそれ以降のWindows Server」も指定可能です。
※ Windows 2000以前には対応していません。
その他ソフトウェア
EXEpress 6には書庫ファイル作成ツールが付属していますが、CAB形式に対応した外部アーカイバで作成した書庫ファイルを使用することもできます。
EXEpress 6は、MSZIP・LZX15~21形式に対応しています。
ライセンスについて
EXEpress 6 には利用用途を個人作成のフリーソフト配布用に限定した「EXEpress 6 Lite」と、商用・業務利用も可能で、すべての機能をご利用いただける「EXEpress 6 Pro」があります。
EXEpress 6 Lite
- 無償で利用できます
- 利用用途が個人作成のフリーソフト配布に限定されます
- 一部機能が制限されています
EXEpress 6 Pro
- インストール後下記の期間、トライアルでの利用が可能です
- EXEpress 6 Pro 本体:インストールから1ヶ月間
- EXEpress 6 Pro で作成したインストーラ:作成した日から1週間
- トライアル期間終了後はライセンスをご購入いただく必要があります
- 商用及び業務用途にも使用できます
- EXEpress 6 の全ての機能が利用できます
ダウンロードはEXEpress 6 製品ページの「ダウンロード」を参照ください。
EXEpress 6では、旧版のEXEpress CXおよびEXEpressの登録キーはご使用いただけません。