OPTPiX SpriteStudio 採用事例
巨大キャラクターが所狭しと動くシューティングゲームにSpriteStudio株式会社アルケミスト「それゆけ!ぶるにゃんマン Portable ~とりもどせ!あいとせいぎときぼうのつにゃ缶~」

今回ご紹介します「OPTPiX SpriteStudio」採用タイトルは、2012年8月にリリースされました、「株式会社ワイアーヘッド様」開発、「株式会社アルケミスト様」販売の"PSP®"(プレイステーション・ポータブル)用ソフトウェア「それゆけ!ぶるにゃんマン Portable ~とりもどせ!あいとせいぎときぼうのつにゃ缶~」です。

タイトル それゆけ!ぶるにゃんマン Portable ~とりもどせ!あいとせいぎときぼうのつにゃ缶~

「それゆけ!ぶるにゃんマン Portable ~とりもどせ!あいとせいぎときぼうのつにゃ缶~」は2008年にリリースされたPC版「それゆけ!ぶるにゃんマン」と、2012年1月に発売されたPC版「それゆけ!ぶるにゃんマン HARDCORE!!!」を"PSP®"へと移植した作品です。

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PC版でもOPTPiX SpriteStudioをご利用いただきましたが、今回は「それゆけ!ぶるにゃんマン Portable」に焦点をあわせてご紹介します。

「ぶるにゃんマン」、「すくにゃんマン」、「めいにゃんマン」が迫り来る巨大ボスをなぎ倒し、奪われた「つにゃ缶」を取り戻すというストーリーが展開。本作は横スクロールシューティングゲームながらも画面に収まりきらない大きさのキャラクター達がボスキャラクター。画面所狭しと歌って踊って暴れまわります。(本当に歌って踊るボスも登場します)

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「それゆけ!ぶるにゃんマン」は元々PCゲーム「むすめーかー」に納められたミニゲームが元となったゲームです。ワイアーヘッドさんの得意とするキャラクターゲームとシューティングゲームが融合、他には例を見ないビジュアルのシューティングゲームになっています。

OPTPiX SpriteStudioを利用したきっかけは、XMLでデータが出力可能な為データのとり回しがしやすかったからとのことです。またデータが汎用的な為、PC版から"PSP®"版へのデータの移行も比較的容易だったそうです。

【OPTPiX SpriteStudioの出力データ】

OPTPiX SpriteStudioのアニメーションデータは、バイナリ形式とXML形式での出力が可能です。XML形式を利用すればアニメーション構造が分かりやすく出力される為、容易にゲームに生かすことができます。

「株式会社ワイアーヘッド様」よりゲーム開発中のスクリーンショットを頂戴しましたのでOPTPiX SpriteStudioの活用方法を開発画面別にいくつかご紹介いたします。

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ザコキャラクター編集&当たり判定編集画面(赤い四角が当たり判定)

「それゆけ!ぶるにゃんマン」ではゲーム内に登場するグラフィックのアニメーションはキャラクター、エフェクトなど全般にわたってOPTPiX SpriteStudioをご利用いただきました。シューティングゲームの要である、当たり判定パーツも使用していただいています。

【当たり判定パーツ】

当たり判定を擬似的に表示するための、ソースオブジェクトを持たない「仮想的なパーツ」です。出力データには数値のみが出力され、プログラムで当たり判定をするときの情報として使用できます。

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ボスキャラクター編集画面

そして何より「それゆけ!ぶるにゃんマン」の最大の見どころは巨大なボスキャラクターのド派手なアニメーションです。

この巨大なキャラクターは1枚の固定の画像ではなく、頭、胴、腕…というように細かいパーツに分割した物をOPTPiX SpriteStudioで組み上げています。この分割されたパーツに回転拡大縮小などの動きを時間毎に設定することで、何枚ものイメージを作成すること無く関節を持ったアニメーションをスムーズに動かすことが可能です。

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ボスだけじゃありません。派手な演出は他にも!

「それゆけ!ぶるにゃんマン」では、他の部分にもOPTPiX SpriteStudioの機能をご活用いただきましたが、今回はその一部を抜粋してご紹介いたしました。今回ワイアーヘッド様では"PSP®"の開発でご利用いただきましたが、SpriteStudioはフォーマットに依存しない形式になっておりますので、サンプルSDKを参考にプログラムを作成することでどんなプラットフォームにも対応することが可能となります。是非、お試しください 。

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