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「BS/地上デジタルデータ放送」 に対応したグラフィックス・オプティマイザ
OPTPiX® iMageStudio® for Digital Broadcast Ver.6」発売のお知らせ
株式会社ウェブテクノロジ
株式会社ウェブテクノロジ(本社:東京都豊島区、代表取締役:小高輝真)は「BS/地上デジタルデータ放送」に対応したグラフィックス・オプティマイザ「OPTPiX® iMageStudio® for Digital Broadcast」(オプトピクス イメージ スタジオ フォー デジタル・ブロードキャスト)の最新版である「Ver.6」を2007年12月10日に発売開始いたします。
「OPTPiX® iMageStudio® for Digital Broadcast」は、デジタルデータ放送向けモノメディアデータを作成する上で、元画像のクオリティをほとんど損なうことなくARIB規格に準拠したJPEG、PNG、MNGへ変換することができます。今回リリースいたします最新バージョンでは、デジタルデータ放送向けの新機能として、文字色と背景色を指定することにより中間文字色を自動的に生成する「文字中間色生成機能」や、Adobe® Photoshop®で作成されたマルチレイヤ形式のPSDファイルを読み込み、レイヤ毎の画像の配置座標の情報をテキスト形式で取得できる「PSDレイヤ座標読み込み機能」など、デジタルデータ放送用のBMLコンテンツ作成に便利な機能を追加搭載しています。
また、ユーザー様のニーズに応え、従来製品である「Ver.5」と比べて「領域選択機能」、「マクロ機能」などの機能も大幅に強化しています。
「OPTPiX® iMageStudio® for Digital Broadcast Ver.6」概要
製品名 | "OPTPiX® iMageStudio® for Digital Broadcast Ver.6" |
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発売日 | 2007年12月10日 (月) |
販売価格 | 522,900円 (本体価格:498,000円)/ライセンス |
アップグレード価格 | 224,650円 (本体価格:233,00円)/ライセンス (OPTPiX iMageStudio for Digital Broadcast Ver.5からのみ) |
対応環境 | Microsoft Windows Vista / XP / 2000 |
推奨CPU | Intel® Pentium® III 600MHz以上 |
ハードディスク | 空き容量 50MB以上 |
搭載メモリ | 256MB以上 |
グラフィクス | 1024x768ドット以上(フルカラー)を推奨 |
製品ホームページ
製品ホームページ | http://www.webtech.co.jp/istudio/dbc/ |
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機能のご紹介 | http://www.webtech.co.jp/istudio/dbc/f_dbc.html |
フルトライアル版について | http://www.webtech.co.jp/istudio/dbc/evaluation.html |
「OPTPiX® iMageStudio® for Digital Broadcast Ver.6」の主な機能
ARIB対応モノメディアデータ作成
「OPTPiX iMageStudio for Digital Broadcast」は、ARIBの定める形式に準拠した画像データを作成・出力することができます。
ARIB規格では、ダイレクトカラー画像はJPEG、インデックスカラー画像はPNG(静止画)あるいはMNG(動画)、パレットデータはCLUTで保存する必要があり、それぞれに細かな規定が設けられています。「OPTPiX iMageStudio for Digital Broadcast」は、ARIB規格対応のJPEG/PNG/MNG/CLUT形式のファイル入出力に対応しており、ARIB規格に従ったパレットデータを持たないMNGやPNGファイルを作成することが可能です。また、パレットデータをARIB用のCLUTファイルとして出力することも可能です。
ARIB対応減色
各方面で高い評価をいただいている強力な減色機能は、1,677万色のフルカラー画像を品質を保ったままARIB規格に準拠した224色以下のインデックスカラー画像へと減色することが可能となっています。減色の際には、ARIB規格のCLUTを用いるため、減色後の画像をBMLオーサリングツールにダイレクトに渡すことができます。
また、アルファ値付き画像の減色にも対応しており、アルファ値とRGB値の重みの指定や、完全透明色・完全不透明色エリアの保護、パレットをアルファ値に応じての傾斜配分指定、不透明と透明部分の混ざり込み防止などの機能を有しています。
アルファチャンネル対応減色(アルファブレンディング減色)
Adobe® Photoshop®などの一般的なフルカラー・レタッチソフトでは、アルファチャンネル付きのフルカラー画像を、ARIB規格に従ったアルファ値パレット付きのインデックスカラー画像に減色することはできません。ARIB規格に対応したアルファ値パレットを持つインデックスカラー画像を作成する場合は、ARIB規格に対応したアルファチャンネル対応減色(アルファブレンディング減色)機能を持つソフトウェアが必要となります。
「OPTPiX iMageStudio for Digital Broadcast」では、アルファチャンネル対応減色(アルファブレンディング減色)機能により、アルファチャンネル付きのフルカラー画像(32bitRGBA)から、256色以下のRGBAパレット付きインデックスカラー画像を生成することができます。高度な減色エンジンにより、最適化されたRGBAパレットを生成します。
MNGアニメーション対応
「OPTPiX iMageStudio for Digital Broadcast」は、ARIB規格に準拠したMNGアニメーションにも対応しています。ARIB規格では、使用できるアニメーションデータは、最大64枚の同一サイズ・同一パレットのインデックスカラー画像から構成されるレイヤ画像とされています。「OPTPiX iMageStudio for Digital Broadcast」は、このアニメーションファイルの作成・読み込み・編集・保存・プレビューをサポートしています
また、ARIBの運用規定ではフレーム間時間が0.2秒~5.0秒の範囲に制限されていますが、「OPTPiX iMageStudio for Digital Broadcast」では、範囲外の値を入力しても適切にエラー表示をおこないますので、ケアレスミスが防げます。
JPEG画像ARIBチェック
「JPEG画像ARIBチェック」機能は、指定したフォルダ以下のJPEG画像がARIB YCBCR形式で保存されたものであるかどうかを判定し、その判定結果を一覧表示します。結果をクリップボードへ出力することも可能ですので、判定結果を元にして効率良くARIB規格に準拠したJPEG画像を作成することができます。
また、ARIB YCBCR形式で保存した画像を読み込んだとき、画像ウィンドウのタイトルバーに [ARIB] という文字を表示させる機能も装備していますので、一般的な形式のJPEG画像を編集中であっても、ARIB YCBCR形式JPEG画像との区別が簡単におこなえます。
ファイルサイズ指定JPEG保存
JPEG画像を保存する際に、上限ファイルサイズを指定することが可能です。また、指定された範囲内で最大限の品質の画像を作成します。「ファイルサイズ縮小化フィルタ」とあわせてお使いいただくことで、驚くほどの画質を従来よりも一段と小さいファイルサイズで実現することが可能です。また、「試算&プレビュー」機能を使うことで、最適な画像作成がおこなえます。
詳しくは「機能紹介」のページをご覧ください。
URL: http://www.webtech.co.jp/istudio/dbc/f_dbc.html
「Ver.6」で追加された新機能
文字中間色生成機能
文字色と背景色を指定することで、その中間色を自動的に生成します。
また、生成された既存パレットから中間に最も適している色を選び出すことも可能ですので、高品質なデータ放送コンテンツの作成に必要となる文字色の作成や指定の作業が大幅に軽減できます。
PSDレイヤ座標読み込み機能
Adobe® Photoshop®で作成されたレイヤ付きのPSDファイルを読み込む際に、レイヤ毎の画像データの配置座標情報をテキスト形式で取得できる機能です。メニュー画面などで使用するボタンなどの素材画像の配置座標情報を簡単に取得できるため、デジタルデータ放送用のBMLコンテンツのメニュー画面などの作業効率が飛躍的に向上します。
領域選択機能の強化
- 「なげなわ」「マジックワンド」「楕円選択」「ペン選択」など、自由度の高い様々な領域選択方法に対応しました。「ペン選択」はペンで描画するように1ドット単位の領域選択ができる機能です。またこれらの選択機能は、複数同時選択や選択領域の削除、反転なども可能です。
- 「選択領域ガイドマスク」を搭載しました。表示/非表示、マスク色の変更、内/外どちらに色を付けるかなど自由に変更可能で、選択領域が目視し易い便利な機能です。
マクロ機能の強化
ダイアログが「処理」「入力」「出力」「詳細」の4つのタブ形式となりました。「処理」タブ内で選択される機能はグループ分けされ、カスケードメニューとなり、目的の機能の選択がしやすくなっています。
「入力」タブ選択時は入力先として、「入力フォルダのファイル」「ドロップするファイル」「編集中の画像」「開いているすべての画像」の4つから選択が可能になりました。「出力」タブでは出力先として「出力フォルダに保存」「編集ウィンドウで開く」を選択することができるようになりました。これらを自由に組み合わせて実行できます。
さらに、マクロ処理結果の出力方法として「新規画像を作成する」「マルチレイヤ画像にする」「元の画像を差し替える」が選択可能となり、マクロ処理の結果がより分かりやすくなっています。これらのマクロの機能強化により、より柔軟なマクロ処理運用が可能となりました。
また、マクロ処理実行中は、進行状況表示ダイアログに詳細ログを表示し、処理の進み具合が確認できます。
マクロファイル連続実行機能のサポート
「複数機能連続実行」のマクロファイルを、さらに連続して実行する機能をサポートしました。これにより、マクロ機能を用いて出力したファイルに更に別のマクロ処理を施したり、同一の画像素材から複数の種類の出力画像を作成するなど、複雑な処理も一括しておこなえるようになりました。
スポイトスタック機能
スポイトモードで新たにスポイトスタック機能をサポートしました。スポイトスタックとは、画像からスポイト機能で次々と収集した色を最大256色まで保持することができる便利な機能です。収集した色はクリップボードにコピーした上で、新規パレット作成時に読み込んだり、減色時の固定パレットとして利用できます。
その他の便利な機能
- ツールウィンドウの半透明表示に対応しました。
- 環境設定項目をツリー表示にし、より解りやすくなりました。
- アンドゥが最大100回まで可能になりました。
- マルチレイヤが最大256枚まで編集可能になりました。
- ペンツールにタブレットの筆圧検知機能を追加しました。
- ペンツールに半透明表現が可能な「ブレンドペン」「ソフトペン」を追加しました。
その他
- ユーザー様からのご要望に応え、数百箇所にも及ぶ機能強化と改良を施しました。
- Windows Vistaにも正式対応していますので、Windows Vistaでも安心してお使いいただけます。
詳しくは「Ver.6の新機能紹介」のページをご覧ください。
URL:http://www.webtech.co.jp/istudio/functions/f_new.html
お問い合わせ先
〒 171-0021 東京都豊島区西池袋3-30-3 西池本田ビル
株式会社ウェブテクノロジ・コム
企画営業グループ
FAX:03-5954-9755
弊社ホームページ:http://www.webtech.co.jp/
弊社製品に関するお問い合わせはこちらのフォームから入力できます。
OPTPiX, iMageStudio, web technologyは株式会社ウェブテクノロジの登録商標です。
その他、記載されている会社名・製品名は各社の登録商標または商標です。