Version 5.7.0 リリースノート (2016/07/13)

ダウンロード  ダウンロード * El Capitan, Yosemite, Mavericks対応

ご注意

Windows 8.1 および Windows 10 をお使いの方へ

バージョン 5.7 より的確なユーザーサポートを行うためWindowsのバージョン判定処理を厳格化しました。これに伴い、Windows 8.1、および Windows 10 をお使いの方はライセンス認証に失敗する可能性があります。

この問題を回避するために、ライセンスを解除してから、バージョン5.7 をインストールするようにしてください。
※ライセンスの解除方法はこちら

上書きインストールによってバージョン5.7 の起動時に認証エラーが発生する場合は、ダイアログに表示されたシリアル番号を控えた上で、以下のサポートページよりお問い合わせください。
https://www.webtech.co.jp/spritestudio/form_license.html

エフェクト機能の強化

エフェクトを表示させたままパラメータを編集したり、巻き戻したりなどプレビュー機能が強化されています。

また、プロファイル表示や、エフェクトアトリビュートによる再生開始フレーム、再生速度の指定など柔軟な制御が可能になっています。

新しくなったエフェクトエディタの使い方についてはこちらをご覧ください。 https://www.webtech.co.jp/help/ja/spritestudio/guide/window/other/effecteditor/

変更点の概要についてはこちらの記事も参考にしてください。
https://www.webtech.co.jp/blog/products/spritestudio/9295/

互換性について

今回のアップデートでは、SS5Player for Unity などのプレイヤー上での再現性を上げるために、エフェクトの再生アルゴリズムが大幅に変更されました。
この新しい再生アルゴリズムに対応したプレイヤーもVer.5.7と同時に提供を開始しています。プログラマ向けダウンロードページをご覧ください。

https://www.webtech.co.jp/help/ja/spritestudio/download/forprogrammer/

エフェクトデータの互換性について

バージョン 5.7 では、バージョン 5.6.1 以前で作成したエフェクトデータ(sseeファイル)を読み込み表示させることができます。
5.6.1 以下で作成したデータを以前と同様に再生させるには、”Version 1.0″ を、5.7 の新しいアルゴリズムで再生させるには “Version 2.0” を選択してください。

エフェクトデータに保存される情報はほとんど同じですが、このバージョン番号と一部追加されたコマンド、パラメータ分増えています。
バージョン5.7 で保存したデータをバージョン5.6.1 以前で読み込んだ場合、これらの情報は再現されず、また保存すると失われる点にご注意ください。

新機能

自動バックアップ機能

不測の事態に備えて定期的にバックアップを取る機能です。 定期的なバックアップとクラッシュ時のバックアップに対応しました。

詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.webtech.co.jp/help/ja/spritestudio/guide/window/main/menu/#OPTPiXLabs

※本バージョンでは試験機能として OPTPiX Labs メニューに含まれています。

追加要素

  • エクスポート:json 形式を選択した場合に、頂点変形の情報を出力するようにしました。
  • 全般:主要なウィンドウに関連ページを直接開く「ヘルプ」ボタンを追加しました。
    • カーブエディタ、エフェクトエディタ、セル編集、スプライトシート生成、レンダリング、プロジェクトの設定、エフェクトの設定
    • 「OK」「キャンセル」などのボタンが無いウィンドウの場合、右上に?ボタンを追加しました。

改善点

  • レイアウト/セルマップ:レイアウト/セルマップが非アクティブの状態でスペースキーを押し始めても左ドラッグでパンできるようにしました。
  • ログファイル:メモ帳等で開くと改行コードが認識されず全行が連結されてしまう問題を解消しました。
  • ライセンス認証:認証失敗時に表示されるウィンドウ上にシリアル番号を表示するようにしました。
  • プロジェクト:プロジェクトに登録されていないエフェクトファイルを参照しているエフェクトパーツがあった場合警告を表示するようにしました。
  • プロジェクト:同名のssaeファイルを複数追加・作成した場合、警告を表示するようにしました。
    ※フォルダ違いで同じ名前のssaeがある場合、これらをインスタンスに使用すると、任意のssaeを指定することができないからです。
  • ファイル読み込み:無効な参照セルキーがあった場合、キーのある場所を詳細に出すようにしました。
  • ヘルプ:「ログファイルの場所を開く」項目を追加しました。
  • その他:マルチモニタとシングルモニタを切り替えた際に画面外に消えるウィンドウの表示位置を調整するようにしました。
  • その他:いくつかのウインドウ、ボタンの名称を統一しました。

不具合修正

  • 編集:キーが1つも無いパーツを指定して無変化キーの削除を行うとアクセス違反が発生する
  • 編集:カラーブレンド、頂点変形、ユーザーデータの編集を開き、何も変更せず閉じた後にパーツの複製等の編集操作を行うと正しく処理されずその後アクセス違反が発生する。
  • 編集:ラベルの削除のRedoが効かない。
  • 編集:フレームの削除で範囲外になり消えたラベルの情報がssaeに残ってしまっている。
  • 編集:キーが1つも無いパーツを指定して「キーの削除」を行うと読み取り違反が発生する。
  • 編集:キーのコピー・ペーストや、複数パーツへの一括キー作成によって、パーツが対応していないアトリビュートのキーが打ててしまう。
    例) NULLパーツに「参照セル」キーなど。
  • リサイズ:X/Y/Z座標、X/Yサイズのカーブパラメータのハンドルの値が補正されないため、アニメーションが崩れることがある。
  • レイアウト:windows版でコンテキストメニューを出すとフォーカスがおかしくなる。
  • レイアウト:タブパネルと再生ボタンのテクスチャが真っ白になる。
  • フレームコントロール:総フレーム数を変更後、Tabキーで確定させると以降、総フレーム数が変更できなくなる。
  • インスタンス:インスタンスキーの往復と逆再生の両方を指定すると、往復せずに逆再生が2回行われる。
  • インスタンス:エフェクトパーツを含んだインスタンスの再生速度を変化させると正常に再生されない。
  • エフェクト:エフェクトパラメータ、発生タイミング親発生時を設定すると、発生するタイミングになるまでにパーティクルを生成してしまう。
  • エフェクト:乱数を固定した場合、結果が同じになる組み合わせが存在する。
  • エフェクト:生存時間1のエミッタから2フレーム分のパーティクルが生成される。
  • エフェクトエディタ:プレビュー再生中にエミッターを削除し、コマンドセレクターを選択すると、アクセス違反が発生する。
  • エフェクトエディタ:コマンドセレクターを触らずにカラーパラメータを変更しても更新マークが付かない。
  • プロジェクト:グレー化したssae を選択したときにアクセス違反が出る
  • プロジェクト:新規ファイルを作って登録してもプロジェクトが更新状態にならない。
  • プロジェクト:エフェクトファイルを複製すると、複製したファイルにフォーカスせず、無選択状態になる。
  • プロジェクト:「上書き保存」するとプロジェクトの更新マークが消えて保存対象ではなくなってしまう。
  • プロジェクト:「プロジェクトを開く」から未保存警告で「はい」を押した後、ファイル選択をキャンセルすると、更新マークが付いたままになる。
  • プロジェクト設定:互換性設定でエフェクトを有効にしてもプロジェクトが更新状態にならない。
  • 環境設定:エフェクトエディタの表示位置が「配置を復帰」→「出荷状態」を実行してもリセットされない。
  • その他:モーダルダイアログを開いている状態で、カレントとは別の .sspj をダブルクリックすると裏でロードが始まる。エフェクトエディタを開いている場合は応答なしになる。
  • その他:SpriteStudio.logをテキストエディタで排他モードで開いたままSSを起動しようとすると、アクセス違反が発生して起動できない。
  • その他:表示上の些細な問題を修正しました。