OPTPiX CrossPSDで、デザイナーとプログラマーの手戻りを最低限に

R&D 部の西田です。

このたび、PSD をハイブリッドキャストに対応した HTML コンテンツに変換できるソフトウェア「OPTPiX CrossPSD for Hybridcast」の提供を開始いたしました。

この記事では、ソフトウェアやコンテンツのデザインをされているデザイナーや、それを組み込むプログラマーに向けて、ウェブテクノロジの新しい製品「OPTPiX CrossPSD」をご紹介します。

コンテンツの制作をもっと簡単に

OPTPiX CrossPSD は、Adobe Photoshop で作成されたデザインデータ (PSD) をコンテンツに変換することができるソフトウェアです。

今回提供を開始した OPTPiX CrossPSD for Hybridcast は、テレビの新しいサービスであるハイブリッドキャストに対応したエディションです。

OPTPiX CrossPSD の始まり

デザイナーが作成したデザインをソフトウェアやコンテンツに組み込むのに苦労されているプログラマー(コーダー)はたくさんいると思います。

レイヤーごとに画像を切り出して、座標とサイズをぺちぺちとコードに打ち込む地味な作業に何度嫌気がさしたことか。
そもそも Photoshop を持ってなくて途方にくれる人もたまに見かけます。

また、デザインどおりに仕上がらず、プログラマーと何度もやり取りしたデザイナーもいると思います。

PNG で送ってくれだのレイアウト指示書をくれだの、いつもわがままいってごめんなさい。

そういう実体験や周りの声から、デザイナーとプログラマーの間の面倒な作業を軽減し、本来力を入れるべき機能や内容に注力できるようにと、CrossPSD を企画しました。

どのプラットフォームに対応するかを検討していた矢先、某放送局からまるでこの企画を見たのではないかというくらいそのままのご要望をいただいたことから、ハイブリッドキャストに対応した OPTPiX CrossPSD for Hybridcast を開発することになりました。

ハイブリッドキャストとは?

ハイブリッドキャストとは放送とインターネットを融合させたテレビの新しいサービスです。
従来のテレビでリモコンの dボタン を押すとデータ放送コンテンツが表示されますが、簡単に言うとこれをリッチにした上位の規格です。

ハイブリッドキャストのコンテンツは HTML で作成され、インターネット回線を使って転送されるため、従来のデータ放送に比べて、より高品質で高機能なコンテンツを楽しむことができます。

OPTPiX CrossPSD の特徴

PSD からレイヤーごとに画像を切り出し、その配置や効果をソースコードに書き起こすといった、従来の面倒な作業を自動化し、開発効率を大幅に向上させます。

また、ソースコードを書く必要がないため、デザイナーの手元でプラットフォーム上の確認ができ、プログラマーとのやりとりや手戻りを最小限にとどめることができます。

OPTPiX CrossPSDの作業フロー

OPTPiX CrossPSDの作業フロー(クリックで拡大)

 レイアウトをそのまま再現

PSD でデザインされたレイアウトやフォルダ構成を、そのプラットフォームのデータ形式で再現し
ます。
レイヤー名を要素の名前に使い、PSD のフォルダ構成と同じ構成でレイアウトを組むため、出力後
に手を加える手間を最小限に抑えることができます。

ハイブリッドキャストの場合は、HTML に <div> を使って構成し、CSS に座標や色などの情報を出
力します。

画像やテキストを最適な形式で出力

画像レイヤーやシェイプレイヤーは PNG, JPEG, GIF で出力できます。
テキストレイヤーは、内容が可変なものはテキストのまま、不変なものは画像で出力するなど、用
途に応じて使い分けができます。

 レイヤー効果を再現

よく使われるドロップシャドウや境界線などのレイヤー効果を、そのプラットフォームのデータ形
式で再現します。

OPTPiX CrossPSD の今後

現在はハイブリッドキャストにのみ対応していますが、今後はウェブコンテンツやスマートフォンアプリ、ゲームへの対応も検討しています。
また、組み込みソフトウェアなどで独自のデータ形式を使用しているプラットフォームにも柔軟に対応することができます。

機能面では、OPTPiX CrossPSD 上でレイヤー名の変更や簡単なオーサリングができるようにし、Photoshopと連携して PSD に保存できる機能を検討しています。

OPTPiX CrossPSD for Hybridcast について詳しく知りたい、購入を検討したいなどございましたらお気軽にご相談ください。また、今後対応していくプラットフォームや、拡充する機能の参考となりますので、放送業界以外の方からのご意見ご要望もお待ちしております。

OPTPiX CrossPSDに関するお問い合わせはこちらからどうぞ

タグ , , , | 2020/06/16 更新 |