減らした色数が戻る不思議。「ディザ除去」とは?

「断捨離」をご存知でしょうか。

Googleで検索すると、なんと「2,540,000件」もヒットしちゃうトレンドワード、なんですが要は「物を捨てることで整理整頓、身軽になって快適な生活を送っちゃうぜイエー!」みたいな話だそうで。(→Wikipedia
なるほどなぁ、とか思ってもコレクターなんかしちゃってるソリューション営業部浅井としましては難しいお話。っていうか自室に沢山ある「物」もきれいに整理整頓している「つもり」だったりするので、これを捨てたらそれは身軽にはなるだろうけど快適かと言われると・・・? みたいな。

さて「捨てちゃう」つながりで”減色”の話題。
画像データを軽くしたくて”減色”、したデータ。実はこの”減色”で一度減ってしまった、捨てちゃった色を取り戻す方法があるのはご存知でしょうか。(もーなんか「断捨離」から対局にありますが)

ご紹介しますのがこちら、『減色後画像の復元(ディザ除去)』

ディザ除去の例

弊社製品”OPTPiX imesta 7″シリーズに搭載されている機能。
減色後のデータから「ディザ成分」だけを除去することで、減色して「インデックスカラー」化した画像データを「フルカラー」に復元することができちゃう・・・という・・・!

はてさてこの機能、どーいうタイミングで使うの?
ということで実際の活用事例からご紹介しますと、前世代の「据え置きゲーム機」から「高解像度な携帯ゲーム機」への『移植』。タイトル名を出すのは差し控えますが、旧作で作ったテクスチャデータ、でも減色「前」の元データがもう残っていない。なので、現物として残っているインデックスカラー化したテクスチャデータをこの『ディザ除去』でフルカラーに再変換、その後携帯ゲーム機向けに再度圧縮をかけた、という事例が。なので『減色→ディザ除去→再圧縮』と。

折りしも今年は新世代の携帯ゲーム機に加え、ゲーム専用機と遜色ないスペックを持ったスマートフォンが続々登場。旧作の「移植」や「リメイク」の話も多数。なのでこの『ディザ除去』で、過去の「断捨離」で捨てちゃったものを取り戻す、そんな事例が出てくる・・・予感・・・!

※今気づいたんですが、このエントリ、「アンチエイジング」とかにした方が良かったですかねぇ

『減色後画像の復元(ディザ除去)』

『減色後画像の復元(ディザ除去)』機能を持つ代表的な製品は、こちら。

“OPTPiX imesta 7 for PSP®”
“OPTPiX imesta 7 for Mobile & Social”

の他、もちろん今話題の新製品対応版”OPTPiX imesta 7″にも実装されます! のでお楽しみに!

カテゴリー: 画像減色 | タグ: , , | 2020/06/16 更新

田中圭一のゲームっぽい日常 毎日が大冒険

 

7月末に会社の近くに引っ越しました。自転車で10分という近距離です!・・でも、会社から自宅までは細かい路地が多く似たような町並みなので、毎日のように道に迷ってしまい実際は15分くらいかかっています。
カテゴリー: 田中圭一のゲームっぽい日常 | タグ: | 2020/06/16 更新

東京都 経営革新計画 承認企業

平成23年7月29日

おかげさまで、株式会社ウェブテクノロジ・コムは、東京都より「経営革新計画に係る承認」をいただきました。

経営革新計画承認書

経営革新計画承認書

一部概要を抜粋いたします。

経営革新の目標

コミック・シーケンサーの開発

株式会社ウェブテクノロジ・コムは、マンガ描画ソフトの分野にて新製品を企画し、三次元人形モデルを操作して自由に自分の気持ちを表現することができるマンガを描画するソフト(コミPo!)を開発し、パソコンユーザーに普及させる。

こちらの承認をいただいたことで、各種展示会への出展をはじめ、さまざまな東京都の施策を受けることができます。

ちょっと、なぜか嬉しくなるのは、石原都知事のハンコが押してあること。ファンとかではないのですがミーハーなんでしょうか。(^^;)

今後も「コミPo!」をはじめ、最近注目を集めている電子書籍のソリューションなどを中心に一層邁進してまいりますので、今後ともご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

マンガ作成ソフト コミPo! 公式サイト
電子書籍ソリューション OPTPiX imesta 7 for Mobile & Social(Windows 用ソフトウェア)

 

カテゴリー: ウェブテクノロジ | タグ: | 2020/06/16 更新

キャプチャ画面はJPEGではなくインデックスPNGで

こんちには。ウェブテクノロジ開発部の山崎です。

仕事でもプライベートでも、
いつもお世話になっているGoogleさんにお伝えしたいことがありまして、
この場を借りることにしました。

まずは以下のキャプチャ画面を見ていただきたいのですが、
Googleさんの検索サイトで「ウェブテクノロジ」と入力したあとで、
検索結果に表れる虫眼鏡のアイコンをクリックすると、
対象サイトのキャプチャ画面(サムネイル画像)が表示されます。

Googleキャプチャ画面

このキャプチャ画面の画像ですが・・・ちょっと荒すぎませんか? (どう思われますか?みなさん)

わたしはJPEGのモスキートノイズが・・・気になって仕方がないのです(職業病??)。

JPEG画像の圧縮率を高くすると、どうしてもこうなる傾向があるのはわかりますが、
特に「キャプチャ画面の場合はJPEG画像ではなくインデックスPNGを使ってください!」とお伝えしたいのです。

特に、弊社の製品に組み込まれている減色エンジンをぜひご検討いただきたい!と思うのです。

Google(の中のひと)さま、もしこのブログをご覧になりましたら、
弊社のツール・・・「OPTPiX imestaシリーズ」をぜひ一度お試しください。

ちなみに、弊社のWebページを「OPTPiX imesta」を使ってインデックスPNGに変換すると・・・

キャプチャ画像のPNGとJPEGの比較画像

同じ画像容量でも、インデックスPNGとJPEGでこれだけ違います。
左がインデックスPNG、右がJPEGのキャプチャ画像になります。

 

カテゴリー: 画像形式 | タグ: , , , | 2020/06/16 更新

画像容量を小さくする方法

こんにちは。ウェブテクノロジ開発部の山崎です。

本記事は2011年に書かれたものです。その後の画像のトレンドの変化に合わせ、2021年現在の情報で画像容量を小さくするためのブログ記事の公開をスタートしました。よろしければそちらもご覧ください。

突然ですが、今日は、画像容量の減らしかた!について書かせていただきたいと思います。

「画像容量」と書くと、難しく聞こえますが、写真などの画像ファイルのファイルサイズのことになります。
「写真容量」と書いても「画像サイズ」と書いても「画像ファイルサイズ」と書いても、
同じ画像の容量のことを指しています。

さて、画像容量を小さくしたい方は意外に多いのではないでしょうか。
たとえば、ブログに画像をアップロードしている方。

  • ブログにアップロードできる画像の1枚あたりの容量が、最大500KBまでとか、300KBまでとか、制限があったり。
  • ブログにアップロードできるフォルダの許容量が1GBまでとか、30MBまでとか、制限があったり。

制限が無かったとしても、容量を小さくおさえることは、サーバーの運営コストもおさえられますし、
通信コストもおさえられますし、なによりブログが表示されるまでの時間に影響します。

もちろん、サーバーを管理しているかたは常に気になる話題だと思います。
しかし、すべてのユーザが気にしていることではないので、
サーバーの容量はすぐにいっぱいになってしまうようです。

画像の容量を減らしたい方には、ぜひとも使っていただきたい機能があります。
それは「OPTPiX WebFree」のファイルサイズの上限を指定した画像容量の調整
(画像最適化)機能
です。

では、具体的に画像の容量の減らし方を解説します。

1.縦横サイズを調整する

たとえば、OPTPiX WebFreeのページでサンプル画像として使っている以下の画像ですが、
実は携帯電話で撮った画像なのです。

携帯電話で撮影した画像

携帯電話で撮影した画像

上の画像は
縦横サイズ : 816×612
画像容量 : 450KB

と、一般的なブログで表示するには、大きすぎる写真になっています。

この情報は、Windows 7 などでは、エクスプローラーなどで画像ファイルを選択したり、
マウスカーソルを乗せたりするだけで、プロファイル情報として表示されます。

サンプル画像プロパティ

サンプル画像プロパティ

最近は、デジタルカメラの性能が非常に高くなり、
標準で撮影しても 4000×3000 pix などと大きな画像も珍しくなくなりました。

そのようなデジカメで撮った大きな画像を知らずにアップロードすると、
必要も無いのにWebサイトが重くなり、表示に時間がかかったり、
スマートフォンなどでは表示できなかったり、いろいろ問題が起こります。

OPTPiX Webfreeの機能の一つとして、まずは、画像の縦横サイズを縮小することで
画像の容量を減らすことが可能です。
縦横それぞれ半分にすれば、画像容量は理論的には1/4になります。
ここでは、816×612 を 408×306 にしてみます。

画像の縦横サイズを50%にしてみる

画像の縦横サイズを50%にしてみる

縦横サイズ : 408×306
画像容量 : 53KB

と、この画像の場合はもとの容量の8分の1以下になりました。
予想外に小さくなりましたね。

 

2. 上限サイズを指定して圧縮する

実は、「OPTPiX WebFree」には、他の画像加工ツールには存在しない機能があります。
それが「画像容量の上限サイズを指定した圧縮機能」なのです。

他のツールでは、80とか、70とか、数字を指定して圧縮率を変えていきます。
このとき画像の容量(ファイルサイズ)がいくらになるのか、圧縮してみないと分かりません。

80を指定した時は80KBだったからといって、60を指定すれば60KBになるわけでは無いのです。
やってみないと分からないのです。

このため、作業効率が悪いのです。
希望する容量にするには何度も試行錯誤というやり直しが必要になります。

この点は「OPTPiX WebFree」や弊社の他のツール(たとえば「OPTPiX imestaシリーズ」)にアドバンテージがあります。
以下のように、上限サイズ(たとえば40KB以下)を指定できるのです。
試行錯誤はいりません。最適化された画像が手に入ります。

上限サイズ40KBを指定して圧縮

上限サイズ40KBを指定して圧縮

一回のボタンで、指定サイズ以下でもっとも高画質な画像になります。

JPEG以外の画像フォーマット、PNGでも、GIFでも、
どのファイル形式でも容量を指定した画像の圧縮(画像最適化)ができます

「OPTPiX WebFree」のもう一つのおすすめ機能である「エンハンストフィルター」も通して、
キレイに美味しそうにした40KB以下の画像を置いておきます。

40KB以下に調整した画像

40KB以下に調整した画像

いかがでしょうか。

ブログに画像をアップロードする際には、
ぜひ「無料画像加工サイト OPTPiX WebFree」をご活用いただき、
画像容量を小さく・軽く・そしてキレイに!していただきたいと思います。

また、たくさんの画像の加工処理を行ったり、減色の際に細かな設定を行いたい、
という方にはWindows用アプリケーションである「OPTPiX imesta 7 for mobile & Social」
おすすめします。

よろしくお願いいたします。

※ OPTPiX WebFreeはβ公開を終了しました。

カテゴリー: 画像減色 | タグ: , , , | 2021/07/14 更新