[スプライトアニメーションデータ作成ツール]
SpriteStudio professional

SpriteStudio とは

2010/ 5/25

SpriteStudioとは

SpriteStudio(スプライトスタジオ)は、汎用的なアニメーションデータ作成ツールです。

SpriteStudioが作成する「アニメーションデータ」とは、テレビや映画のアニメーションではなく、ゲーム機やPC、携帯電話、パチンコ・パチスロなどの画面で表示される「画像の動き」を定義するデータのことです。

ゲーム機では、古くから2Dアニメーション技法として「スプライトアニメーション」が採用されてきました。これは、画面を構成する一部(キャラクタなど)を1つのパーツ(スプライト)として個別に描画する技法です。移動・変化はそのスプライトだけを操作するだけで済むため、効率よくアニメーションを実現することができます。

スプライトアニメーションの例
Zoom[スプライトアニメーションの例]

キャラクタアニメーションでの使用事例 『アガレスト戦記2』
キャラクタアニメーションでの使用事例 『おさわり探偵 小沢里奈』


「スプライトアニメーション」という技法を含め、「アニメーションデータ」=「画像の動き」というのは、ゲームのオープニングやエンディングに使われるムービーや、遠くから手前に移動してきたりするタイトル(題名)表示のようなものだけではなく、多くのところで使われています。

エフェクトや演出での使用事例 『ニンニン英単クエスト』
演出、アバター風データでの使用事例 『TAP TAP SUMO』『ヅラ・トレ!』

SpriteStudioから出力されるデータは、たくさんあります。

  • 画像(パーツ)の参照範囲
  • パーツのサイズ
  • 表示位置
  • 角度
  • 拡大率
  • 不透明度
  • カラー情報
  • 変形情報
  • etc

プログラムで使用する流れの例
Zoom[プログラムで使用する流れの例]

SpriteStudioから出力される「アニメーションデータ」は汎用的なものですので、実際に使用するハードウェア(ゲーム機やPC、携帯電話、パチンコ・パチスロなど)と、ハードウェア内でアニメーション動作を実行するプログラムの仕様を把握して、データ作成やコンバートをおこなう必要があります。なぜなら、ハードウェアとプログラムには制限(サポートしていない表現)があるからです。
 

また、表示に使用するためのデータ以外にも、プログラムで情報を引用するためのデータを設定しておくこともできます。特定の文字列が検出された場合に別の演出をおこなったり、次に表示するべきデータの開始位置として使ったり、といったプログラムで任意に使用するデータとして埋め込んでおくことができます。

プログラム制御用データの埋め込み(基本編)
プログラム制御用データの埋め込み(事例編)

SpriteStudioの特長

アトリビュートが豊富

SpriteStudioでは、パーツの移動の他に、拡大縮小・不透明度・反転・カラー・パレット・頂点変形など、数多くのアニメーションを設定することができます。
これらをアトリビュートといい、SpriteStudioにはたくさんのアトリビュート情報が定義されています。

キーフレーム方式によるアニメーション作成

時間の変化とともに、アニメーションは動きます。この時間の1コマ1コマをフレームと呼びます。
また、アトリビュートを設定したフレームのことを「キーフレーム」と呼び、「キーフレーム」と「キーフレーム」との間のアトリビュート値の変化を自動的にアニメーションとして生成することから、SpriteStudioでのアニメーション作成方法は「キーフレーム方式」と呼ばれます。

キーフレーム情報の例
Zoom[キーフレーム情報の例]

キーフレーム間のデータ補間

SpriteStudioでのアニメーションは、キーフレーム間は補間したデータを表示します。
つまり、キーフレーム1で「球体を左側に配置」、キーフレーム2で「同じ球体を右側に配置」という動きを作成すれば、キーフレーム1からキーフレーム2までの間で「球体が左から右へ移動していく」というアニメーションが自動的に作成されます。
補間はパーツの動きだけではなく、拡大縮小、角度、不透明度、カラー情報といった各アトリビュートにも適応されます。
また、補間方法も直線的なものだけではなく、エルミート、ベジェといった曲線補間も選択できます。

補間アニメーションの例
Zoom[補間アニメーションの例]

アニメーションしているものをさらに動かす

SpriteStudioでは、作成したアニメーション(モーション)を組み合わせて、さらにアニメーション(シーン)を作成することができますので、パーツの動き(モーション)とそれ自体の配置(シーン)を個別に効率よく分担作成することが可能です。

アニメーションの組み合わせの例
Zoom[アニメーションの組み合わせの例]

データを使う

SpriteStudioから出力されるアニメーションデータの使用方法としては、大きく二つが考えられます。

a) データをそのままプログラムで動作させる

ハードウェアの仕様とSpriteStudioが出力するデータ仕様を把握して、実機用プログラムを新規に作成する必要があります。
その代わりにSpriteStudioで作成したアニメーションをそのまま再現できる可能性があります。

b) データを一旦コンバートして、プログラム側で解釈できるような形式へ変換する

既存のプログラムを使用することが前提で、それに合わせたデータコンバートプログラムを作成する必要があります。
その代わりにアニメーションを動作させるプログラムを新たに作成する必要はありませんが、アニメーション表現は既存のプログラムの仕様に制限されます。

Windows上で動作するサンプルプログラムとそのソースコード、SpriteStudioから出力されるアニメーションデータファイルの仕様は提供されるSDK内に含まれていますので、a), b)どちらの方法を採用することも可能です。

アニメーションデータの利用方法
Zoom[アニメーションデータの利用方法]

 

アニメーションの運用先

SpriteStudioは次のような分野での運用が可能です。

  • ゲーム機
  • 携帯電話
  • 組み込み機器
など、様々な用途で使用することができます。

さまざまなプラットフォームでの使用事例


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