Version 6.1.0 リリースノート (2018/03/22)

OPTPiX SpriteStudio Ver.6.1.0の公開停止について

3/22に公開したSpriteStudio Ver.6.1.0にて、ジョイントパーツを兄弟で並べた際に、隣のジョイントパーツ下へウェイトの影響が発生する不具合が確認されました。
アニメーション制作時の影響が大きいことを考慮し、Ver.6.1.0につきましては公開停止とさせていただきます。
ユーザーの皆さまには大変ご迷惑をおかけし申し訳ございません。

この度、修正対応をおこなった、Ver.6.1.3をリリースしています。
こちらの最新版をご利用くださいますよう、よろしくお願いいたします。

新機能

メッシュ編集

  • メッシュの自動生成機能を追加しました。

【使用手順】

  1. ツールバーの”Auto” ボタンを押す。
  2. ウィンドウ右端の「自動生成」パネル上で、細かさを調整する。
  3. 「適用」ボタンを押す。

追加要素

アトリビュート

  • 親ボーンの先端に子ボーンの根本がスナップする機能を追加しました。

【使い方】

  • ボーンパーツを選択した状態で「ボーン」エキスパンダの「親パーツの先端へ配置」ボタンを押します。(Setup データ作成時のみ有効です)
  • 親がボーンの場合はボーンの先端、ジョイントの場合はジョイントの中心へ移動します。

プロジェクトの設定

  • 頂点変形に小数を指定して滑らかに補間できるようにしました。

フレームコントロール

  • インスタンスパーツの再生開始フレームと終了フレームに [ ] 型のマークを表示するようにしました。

レイアウト/セルマップ

  • ズーム率に 5/10/15/20%を追加しました。

環境設定

  • カーブエディタの曲線補間のハンドル長を変更できるようにしました。

 

改善点

  • メッシュ編集:UI を大幅に改善しました。
  • 全般:Setup モード切り替えのショートカットキーをグローバルにし、レイアウト以外のウィンドウがアクティブの時でも有効になるようにしました。
    • また、デフォルトの割当を 1 キー単体ではなく、Ctrl + 1 キーに変更しました。
  • アトリビュート/プロジェクトの設定:コピー(キーのみ)で、チェックが入るアトリビュートはプロジェクトの設定の「再生対象のプラットフォーム」で指定されたものと同じになるようにしました。
  • エフェクト編集:パーティクルの加速度パラメータの上限を10倍の 1000 に上げました。
  • セルリスト/レイアウト:メッシュ化セルをレイアウトにドロップした場合、メッシュパーツではなくジョイントパーツにフォーカスするようにしました。
  • セルリスト:メッシュ化セルのサムネイルはメッシュの頂点の輪郭を元に切り出すようにしました。
  • セルリスト:セルを削除する際に通常/メッシュパーツ及びエフェクトで使用されていた場合は、実行確認のダイアログを表示するようにしました。
  • プロジェクトウィンドウ:.ssce ファイルをダブルクリックするとセルマップウィンドウを開く、またはアクティブにするようにしました。
  • プロジェクトウィンドウ:ツリー(ssaeファイル)の開閉状態を記憶するようにしました。
  • フレームコントロール:ルーラーの目盛りの長さを5フレーム単位で長くしました。
  • レイアウト:パーツ選択の判定を改善しました。
    • 左クリック時に選択対象になるパーツを、マウスオーバー時に名前と枠が出るパーツと一致させました。パーツが選択
    • されていない状態でも [ ] キー押下でマウス位置にあるパーツを順次選択できるようにしました。
  • その他:プロジェクトの互換性の設定で無効になっているアトリビュートを利用したデータを読み込んだ場合、下記の警告を出力するようにしました。
    • 「プロジェクトの互換性の設定で有効になっていないアトリビュートが使用されています。アニメファイル名:* アニメーション名:* パーツ名:* アトリビュート : *」

その他の変更点

  • ver.6 からパーツ名に利用できなくなった文字 : (コロン)を読み込み時に _ (アンダーバー)に変更するようにしました。

不具合修正

    • 2画面等でフレームコントロールウィンドウを画面上端ギリギリで運用する場合、ラベル設定ダイアログが入力できない。
    • メッシュ編集:セルマップとセルのビットマップ領域が解放されず消費メモリーが増加し続ける。
    • 起動時にスプラッシュ動画再生の初期化処理で失敗しエラー終了する。
    • カラーピッカーを開いて、スライダー操作で数値変更を行い、改めて開くと数値が変化する。
    • 開始フレーム「_start」終了フレームを任意ラベルにしたインスタンスを作成すると、開始位置と終了位置が不正との警告が出る。
    • ウェイトの再設定が行えなくなる。