「カーブエディタ」ウィンドウ

本ページではVersion 6以降について解説しています。
Version 5.8以前についてはこちらをご覧ください。

「カーブエディタ」ウィンドウでは、パーツのキー間の値の補間方法を視覚的に設定できます。
「アトリビュート」ウィンドウの各アトリビュートの右にあるWindow_Attribute_icon04_ver5.6.1をクリックすると表示されます。

curveeditor_01a_ver58

「カーブエディタ」ウィンドウは、表示や補間方法を設定する「ツールバー」と、編集を行う「エディタ領域」の大きく2つに分けられます。

ツールバー

「カーブエディタ」ウィンドウの上部にあるツールバーでは、編集するアトリビュートや補間方法を選択する等、どのようにカーブを編集するかを設定することができます。

curveeditor_02a_ver58

編集するアトリビュート

左端のプルダウンから、編集したいアトリビュートを選択することができます。

補間方法

キー間の補間方法を設定します。
プルダウンから補間方法を指定することができます。
指定できる補間方法の詳細は こちら をご覧ください。


  • 選択しているキーから見て左側のキー間の補間方法を指定します。
    例えば、総フレーム数が10で、0フレーム、5フレーム、10フレームにキーが設定されている際に、5フレーム目のキーを選択した場合、0~5フレームの補間方法を設定することになります。

  • 選択しているキーから見て右側のキー間の補間方法を指定します。
    例えば、総フレーム数が10で、0フレーム、5フレーム、10フレームにキーを打っている際に、5フレーム目のキーを選択した場合、5~10フレームの補間方法を設定することになります。
左右ハンドルを同期

カーブエディタ上でカーブを編集するためのハンドルを操作する際、左右のハンドルの動きを同期させるかを設定します。
チェックを入れると、左右のハンドルは個別に動かずに同期して動きます。

補間方法で「ベジェ」「エルミート」を選択している時にチェックを入れることができます。

この機能はVer.6.1で追加されました

環境設定ウィンドウで「左右ハンドルを同期の初期値」を有効にすることで、「左右ハンドルを同期」チェックの初期設定を指定できます。</br >また、「ベジェ、エルミートのハンドル長の初期値」を指定することで、ベジェ、エルミート選択時のハンドルの長さを指定できます。

選択しているキーのアトリビュートに設定されている値です。
値を直接入力して指定することができます。

 

Window_curveeditor_icon07_02_ver5.6.1

カーブエディタの表示を調整する

各アイコンをクリックすることで、カーブエディタの表示を調整することができます。

  • Window_curveeditor_icon01_ver5.6.1
    キーが存在する範囲がカーブエディタ内に収まるように表示します。
    キーボードのAキーでも同様の動作をします。
  • Window_curveeditor_icon02_ver5.6.1
    選択しているキーがカーブ「エディタに収まるように表示します。
    キーボードのFキーでも同様の動作をします。
  • Window_curveeditor_icon03_ver5.6.1
    カーブエディタのルーラーの横幅を拡大します。
  • Window_curveeditor_icon04_ver5.6.1
    カーブエディタのルーラーの横幅を縮小します。
  • Window_curveeditor_icon05_ver5.6.1
    カーブエディタのルーラーの縦幅を拡大します。
  • Window_curveeditor_icon06_ver5.6.1
    カーブエディタのルーラーの縦幅を縮小します。

Window_curveeditor_icon010_ver5.7.0
ヘルプ

ウェブブラウザを開き、本ページを表示します。

補間方法

キー間の補間方法を選択し、線形を調整することができます。
また、補間方法を変更するとカーブエディタを開くボタンの図柄が変化します。左右で補間方法が異なる場合、右側に設定した補間方法を優先して表示します。

Window_Attribute_icon010_ver5.6.1
なし
Window_curveeditor_nasi_ver5.6.1補間を行いません。
アトリビュート値はそのキーになった段階で即座に切り替わります。
Window_Attribute_icon04_ver5.6.1
線形
Window_curveeditor_senkei_ver5.6.1キー間を直線で補間します。
線形補間はその区間を等速でアトリビュート値が変化するように調整します。
Window_Attribute_icon05_ver5.6.1
エルミート
Window_curveeditor_erumito_ver5.6.1キー間を三次曲線で補間します。
三次曲線は「S字」のような変化をする曲線です。
カーブエディタ上のキーをアンカーポイントとし、ハンドルを操作して、キーとキーの間のカーブを調整することができます。
Window_Attribute_icon06_ver5.6.1
ベジェ
Window_curveeditor_bezye_ver5.6.1キーの間を「ベジェ曲線」と呼ばれる曲線で補間します。
カーブエディタ上のキーをアンカーポイントとし、ハンドルを操作して、任意のベジェ曲線を作成することができます。
Window_Attribute_icon07_ver5.6.1
加速
Window_curveeditor_kasoku_ver5.6.1アトリビュート値が終点にむかって加速する形で調整します。

Window_Attribute_icon08_ver5.6.1
減速

Window_curveeditor_gensoku_ver5.6.1アトリビュート値が終点にむかって減速する形で調整します。

エディタ領域

エディタ領域では線形を直接編集することができます。
右側のルーラーはアトリビュートの設定値、下部のルーラーはフレーム数を表示しています。

Window_curveeditor_edit_ver5.6.1

キーを選択し、ドラッグで移動することで、フレームやアトリビュートの編集を行うことができます。
Window_curveeditor_icon08_ver5.6.1:選択していないキー
Window_curveeditor_icon09_ver5.6.1:選択しているキー

補間方法で「ベジェ」を選択している場合、ハンドルを操作し、任意の曲線を作成することも可能です。

移動

キーをクリックして横方向にドラッグすることで、キーのフレーム位置を変えることができます。
縦方向に移動すると、そのキーが持っているアトリビュート値を変更できます。
例えば、「Z軸回転」の編集を行っている場合は、「Z軸回転」の角度を変更します。

追加

キーが存在していない線形上をクリックすることで、選択しているフレームに新しくアトリビュート値を設定することができます。
キーがすでに存在している場合は、アトリビュート値を追加で設定し、キーが存在しない場合はフレームコントロール上に新たにキーを追加します。

削除

線形上のキーを選択し、Deleteキーを押下すると、選択したキーが持っているアトリビュート値を削除します。
例えば、「Z軸回転」の編集を行っている場合は、選択したキーの「Z軸回転」の情報を削除します。

ハンドルを操作

選択しているキーの補間方法を「ベジェ」「エルミート」に設定している場合、黄緑色のハンドルが表示されます。
ハンドルの先端を任意の方向にドラッグすることで、ハンドルを操作して任意の曲線を作成できます。

コンテキストメニュー

キーが存在するところと存在しないところで、コンテキストメニューの内容が異なります。

キーが存在しない場所

貼り付け(上書き) 選択している位置にコピー・切り取りしたキーを貼り付けます。
ここにキーを追加

選択している位置にキーを新たに作成します。

キーが存在する場所

「カーブ形状のコピー」「カーブ形状の貼り付け」「カーブ形状の反転貼り付け」はVer.6.2から追加されました。

切り取り(全て) 選択しているキーを切り取ります。
コピー(全て) 選択しているキーの情報をコピーします。
貼り付け(上書き) 選択している位置にコピー・切り取りしたキーを貼り付けます。
カーブ形状のコピー

選択したキーのカーブ形状(補間方法、ハンドルパラメータ)をコピーします。

コピーしたカーブ形状はほかのパーツやアトリビュートに「カーブ形状の貼り付け」「カーブ形状の反転貼り付け」でペーストすることが可能です。

カーブ形状の貼り付け 「カーブ形状のコピー」でコピーしたカーブ形状をペーストします。
カーブ形状の反転貼り付け 「カーブ形状のコピー」でコピーしたカーブ形状を反転した形でペーストします。
削除 選択しているキーを削除します。
カーブパラメータの数値を入力

ベジェ・エルミートのハンドルのパラメータを入力し、設定します。左側で左のハンドルを、右側で右のハンドルのパラメータを設定します。

  • time
    フレームを設定します。
  • Value
    編集している指定フレームのハンドルが変化します。

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