別のsspj(プロジェクトファイル)からアニメーションをコピーしたい

SpriteStudioは、複数を同時に起動したり、sspj(プロジェクトファイル)を複数ウィンドウで同時に編集することはできません。
ですが、現在編集しているsspjに、コピーしたいアニメーションデータを含んでいるssaeを追加し、コピーすることが可能です。

SpriteStudio Ver.6

SpriteStudio Ver.6 の場合、必要に応じてセットアップデータをコピーする必要があります。
今回は新規のssaeに対し、既存のssaeをコピーする形で解説します。

(コピー先とコピー元でパーツ構成が同じ場合はセットアップデータのパーツ構成をコピーする必要はありません)

 

1.sspjを開き、アニメーションをコピーしたいssaeを開きます。
今回は「copy.ssae」というファイルに、「mode_test.ssae」のアニメーションをコピーします。

2.プロジェクトメニューの「既存ファイルの追加」から、コピーしたいssaeをsspjに追加します。

3.まず、セットアップデータの構成をコピーします。

フレームコントロールウィンドウでパーツをすべて選択し、コンテキストメニューを開き「コピー」を選択します。

なお、コピーするデータと同じパーツ構成のセットアップデータの場合、本工程は不要です。

4.コピー先(copy.ssae)のセットアップデータを選択し、フレームコントロールウィンドウでNULLパーツを選択します。

コンテキストメニューから「貼り付け」を選択します。

これでセットアップデータへのコピーは完了です。

5.次にアニメーションデータをコピーします。

まずはコピー先(copy.ssae)のアニメーションデータを選択し、コピー元(mode_test.ssae)とフレーム数を同じ値に設定します。

6.コピー元(mode_test.ssae)のフレームをすべて選択します。

Shift+クリックで複数選択が可能です。

7.フレームを選択した状態でコンテキストメニューを開き、「コピー(全て)」を選択します。

8.コピー先(copy.ssae)を選択し、NULLパーツの先頭フレームを選択して「貼り付け(上書き)」を行います。

9.無事コピーが完了したら、「プロジェクトから除外」でコピー元のssaeをsspjから除外します。

今回の場合「mode_test.ssae」をプロジェクトから除外します。

「ファイルの削除」を選択すると、ssaeそのものをゴミ箱に削除してしまいます。
バックアップも兼ねて「プロジェクトから除外」をおすすめします。

10.これでコピーが完了しました。

SpriteStudio 5

SpriteStudio 5はセットアップデータが無いため、アニメーションデータのみコピーします。

1.sspjを開き、アニメーションをコピーしたいssaeを開きます。
今回は「copy_run.ssae」というファイルに、「run.ssae」のアニメーションをコピーします。

2.プロジェクトメニューの「既存ファイルの追加」から、コピーしたいssaeをsspjに追加します。

3.追加したssaeのアニメーションデータから、すべてのパーツを選択します。

+クリックでの範囲選択が便利です。

4.コピーしたパーツを貼り付けます。

「copy_run.ssae」のアニメーションデータを選択し、フレームコントロールウィンドウにコピーしたパーツを貼り付けます。

5.無事コピーが完了したら、「プロジェクトから除外」でコピー元のssaeをsspjから除外します。

今回の場合「run.ssae」をプロジェクトから除外します。

「ファイルの削除」を選択すると、ssaeそのものを削除してしまうため、必ず「プロジェクトから除外」を選択してください。

6.これでアニメーションのコピーが完了しました。

再生するデータを減らすためにも、作業完了後、使用しないファイルは「プロジェクトから除外」を行うことをおすすめします。

注意点

インスタンスパーツを含んだデータをコピーする際は、インスタンスパーツが参照しているssaeも一緒に「既存ファイルの追加」でsspjで追加してください。

参照先ssaeが無い場合、インスタンスパーツをコピーすることができません。
SpriteStudio Ver.6では警告音が再生されます。
SpriteStudio 5では実行した際にハングアップする恐れがあります。

本現象は今後のバージョンアップにて改善予定です。

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