SS5Playerの状況と、SpriteStudio 3rdPartyのご紹介

OPTPiX SpriteStudio開発チームの小泉です。
今回はアプリやゲームに組み込むためのプレイヤープログラム、各種SS5Playerの状況についてご報告いたします。
前回のご報告より公開が遅れている部分もあり、お待ちいただいている方にはご迷惑をおかけしております。

また2016年1月に予定されておりますOPTPiX SpriteStudio Ver.5.6のアップデートへの対応も進めております。

OPTPiX SpriteStudio Ver.5.6の紹介ページへ

さて、弊社で提供していますSS5Playerとは別に、独自にプレイヤーを作りプログラム公開している方々がいらっしゃいます。
SpriteStudio 3rdPartyでは有志の方が作成したプログラムを紹介しておりますので、合わせてご覧ください。

SpriteStudioSDK

SpriteStudio Ver.5.6で追加される新機能カラーラベルに対応したSpriteStudioSDK Ver.1.6.0を公開いたしました。

SpriteStudioSDK を取得する

パーツに設定したカラーラベルを内部データとして保持していますので、これらをアプリケーションからフラグなどに利用できます。

Ss5Converterに関する注意

SS5-SDKに含まれるSs5Converterは、この後紹介するSS5PlayerForCocos2d-xやssbpLibでも使用しますので、これらのプレイヤープログラムを使用する場合はSDKを取得する必要があります。
注意点として、ssbpファイルのフォーマットがVer.3に変更になり、前バージョンであるSpriteStudioSDK Ver.1.2系と互換性がなくなりました。
何らかの都合によってssbpファイルのフォーマットを変更できない場合は、SpriteStudioSDKのアップデートを行わずにそのまま使用していただくことを検討してください。

SS5Player for Cocos2d-x

ssbpファイルフォーマットVer.3に対応したSS5Player for Cocos2d-x Ver.1.2.0をを公開いたしました。

SS5Player for Cocos2d-xを取得する

Cocos2d-x Ver.3.8とCocos2d-x Ver.2.6で動作するプレイヤープログラムが含まれています。

SS5Player for Cocos2d-x Ver.1.2.0での大きな変更点

  • パーツに設定したカラーラベルをアプリケーションから利用できます。
  • 基準枠の設定をアプリケーションから利用できます。
  • オフスクリーンレンダリングを利用して、描画範囲のクリップができます。

ssbpLib

ssbpファイルフォーマットVer.3に対応したssbpLib Ver.1.2.0を公開いたしました。

ssbpLib Ver.1.2.0を取得する

DXライブラリで動作するプレイヤープログラムが含まれています。

ssbpLib Ver.1.2.0での大きな変更点

  • パーツに設定したカラーラベルをアプリケーションから利用できます。
  • 基準枠の設定をアプリケーションから利用できます。

SS5Player for Unity

SSPlayer for Unity

SSPlayer for Unity

SS5Player for Unity を取得する

前回SS5Player for Unity Ver.1.3.0の公開予定を11月と報告させていただきましたが、お待たせしております。
現在は2016年1月中旬を公開予定として作業を進めております。

SS5Player for Unity Ver.1.3.0での大きな変更点

  • エフェクトの対応
    SpriteStudio Ver.5.5から搭載されたエフェクトパーツを含むアニメーションを再生できます。
  • プレイヤーの高速&省メモリ化
    アニメーションのデータ構造とプラットフォームによって差異はありますが、前バージョンのSS5Player for Unity Ver.1.2系に比べ1.5倍~5倍程度の高速化が期待できます。
  • プレハブの効率化
    プレハブファイルフォーマットを変更しました。
    これによってファイルサイズの改善、機能追加時のメンテナンス性の向上が期待できます。
  • シーン構造の柔軟性の改善
    Camera2D/Viewの下にアニメーションオブジェクトを配置する必要が無くなり、配置の制限が少なくなります。
    シーン上のZ値によるレイヤー構築方法が増え、それにより3D描画空間との親和性が向上します。

要望が多かったものの、プレイヤーの互換性の問題から変更が難しかった部分を今回のバージョンアップで大幅に変更しております。そのため、SS5Player for Unity Ver.1.2系とは互換性がなくなりました。
配置の仕方も変わっておりますので、プレイヤーを差し替えればエフェクトに対応される、とは行かなくなってしまいます。
既存プロジェクトへ新バージョンを反映する場合は、組み込みの改修、動作検証を行う時間が発生すると思われますので、その点を考慮いただきますようお願いいたします。
何らかの都合によってprefabファイルのフォーマットを変更できない場合は、アップデートを行わずにそのまま使用していただくことを検討してください。

SS5Player for Unreal Engine 4

SS5Player for Unreal Engine 4

SS5Player for Unreal Engine 4

SS5Player for Unreal Engine 4を取得する

前回SS5Player for Unreal Engine 4 Ver.1.1.0の公開予定を12月末頃と報告させていただきましたが、お待たせしております。
現在は2016年1月中旬を公開予定として作業を進めております。

SS5Player for Unreal Engine 4 Ver.1.1.0で大きな変更点

  • エフェクトの対応
    SpriteStudio Ver.5.5から搭載されたエフェクトパーツを含むアニメーションを再生できるます。
  • パーツに設定したカラーラベルをアプリケーションから利用できます。

SpriteStudio 3rdParty

SpriteStudio 3rdPartyは、有志の方によるSpriteStudio関連プログラムを共有する場です。

現在こちらのページで共有されているプログラムを簡単にご紹介します。

Ss5ConverterForUnity2D

SpriteStudioのアニメーションをUnityのUnity2D形式に変換するコンバータです。
制作者:R.M. 様、竹内浩貴 様

Ss5ConverterForUnity2Dを取得する

SS5ViewerDirectX

SpriteStudioのアニメーションをSpriteStudioSDKとDirectXを使用して表示するビュアです。
制作者:諒 様

SS5ViewerDirectXを取得する

SpriteStudioPlayerForUGUI

SpriteStudioのアニメーションをUnityのuGUI上で再生するプレイヤーです。
制作者:あると 様

SpriteStudioPlayerForUGUIを取得する

DxBase2015フレームワーク

WiZ専門学校 国際情報工科大学校でC++ゲームプログラミングの教育用に開発されました。商用利用も可能です。
3D空間でのゲーム作成が可能ですが、SpriteStudioのアニメーションを再生する機能も備わっています。
制作者:山ノ井 靖 様

DxBase2015フレームワークを取得する

SpriteStudioForUnity

SpriteStudioのアニメーションをUnity上で再生するプレイヤーです。
Unity4以降に搭載されたMecanimを使用してアニメーションの制御を行います。
制作者:大竹 聡司 様

SpriteStudioForUnityを取得する

SSPlayerForRPGMV

SpriteStudioのアニメーションをRPGツクールMV上で使用するためのプラグインです。
制作者:因幡白虎 様

SSPlayerForRPGMVを取得する

SpriteStudioPlayer_for_enchantjs

SpriteStudioのアニメーションをenchant.jsで扱うためのライブラリです。サンプルもあります。
制作者:菅家 利勝 様

SpriteStudioPlayer_for_enchantjsを取得する

Web向けからRPGツクールMVまで、いろいろな場面でご利用いただき、また関連プログラムを公開していただき、感謝しております。
本稿をお読みの皆様も、これらのプラットフォームやプレイヤーにご興味がありましたらぜひご利用ください。

タグ , , , , , , | 2020/06/16 更新 |