田中圭一のゲームっぽい日常 スーパーコンピュータ「京」を少子化対策に役立てる

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田中
「つまり、夫婦間で子供をふたりを作って、ようやく人口はトントンになるのか。最近一人っ子が多いから日本の人口は減る一方だな。」
主婦
「田中さん、夫婦で子供をふたり作ればいいという認識は間違いよ。独身の人の分まで産まないとダメなんだから、夫婦で3人か4人以上作らないと人口は減るのよ。」

とある主婦に言われてハッとした。

日本の人口が横ばいになるには、夫婦で3人~4人産まないとダメなのだ。今の日本の景気や将来性を考えても絶対に不可能だ。絶望的な気分になった。

そこで、政府の少子化対策について私は提案したいことがある。

まず、子供が生まれた夫婦への手当以上に、もっと前段階での対策が急務ではないのだろうか?

独身の男女で、パートナーがいる人の率が年々下がっているという。これをなんとかすべきだと思う。人間関係が煩わしく感じる人が増えてきたことや、恋愛やセックスに魅力を感じない人が増えていることが原因だとも聞いている。

SNSなどのネットアプリで「ゆるい繋がり」になれている若い人は、とりわけ深い男女関係を煩わしく感じやすいのかもしれない。また、狭い交友関係の中で自分にピッタリな異性と出会うのはとても難しい。

そこで私の提案だ。

スーパーコンピュータ「京」を使って国家レベルの出会い系サイトを作ってはどうか?

日本中の独身男女、その性格・生い立ち・趣味・嗜好・性癖などなど異性とマッチングさせる上で必要なありとあらゆるデータを、こと細かく登録してスーパーコンピュータで日本一ピッタリな男女をマッチングさせる。

きっと、ふたりは出会った瞬間から「この人は、どうして私のことを、そんなに理解してくれるのだろう?」「どうして、この人とはこんなに考え方が合うのだろう!」という感動に打ち震えることだろう。また、「この人とは今ひとつ噛み合わないな。」と感じても、日本で一番相性のいい相手なんだし、これ以上の人は日本にはいないのだ、という諦めもつく。

少子化対策に最も有効な手段、それはスーパーコンピュータ「京」を使った「国家を挙げての出会いサイト」、その構築だと思う!

タグ | 2020/06/16 更新 |