このプログラムはWindowsNT上で動作するTELNETのサービスです。このプログラムを動作させているパソコンに、外部からログオンできるようになります。
とはいえ、WindowsNT Serverのリソースキットには純正のTELNETサービスが入っていますので、わざわざこのようなプログラムは必要ないでしょう。結局、あまり実用になるプログラムにはできませんでしたので、ソースも出すことにしました。
LanManager関数を使ってセキュリティまわりを実装したらWindows95では動作しなくなりました。これらの関数がWindows95のNETAPI32.DLLではエントリが欠落しているためです。面倒くさいので、Windows95のためのルーチンもそのまま残してあります。セキュリティ関係をすべてコメントアウトしてビルドすればWindows95でも動作します。
ダウンロード amits100.lzh 62,044バイト
WindowsNTでこのプログラムを動作させた場合は、WindowsNTのドメインによってパスワードを認証します。またユーザーごとのプロファイルを読み込みますので、異なる環境を使う人が同時にログオンすることができます。このプログラム経由でログオンしたユーザーは、このプログラムを動作させているマシンのウィンドウステーションやデスクトップに対してアクセスする権利を与えられます。GUIプログラムをネットワーク経由で実行しても操作もできないし表示も見ることができないのであまり意味はないのですが、ローカルでこのサービスを実行しているときに、ローカルマシンに対してtelnetしてAdministratorでログオンすれば、telnet内のコマンドラインからAdministrators権限を持った状態でプログラムを起動できます。いちいちログオフしてAdministratorでログオンしなおす必要がなくなります。WindowsNTは本来はマルチユーザーのOSなんだということが実感できます。
現状ではウィンドウステーションやデスクトップをローカルのコンピュータ以外に飛ばすことができないので、TELNET経由でGUIのプログラムを実行しても見ることができません...もっともTELNETは本来そういうものかも知れませんけど...
AMITELS.EXEに-installオプションを付けて実行することでインストールされます。アンインストールは-uninstallオプションです。アンインストール時にはあらかじめサービスを停止しておいてください。
インストールは、AMITELS.EXEを実行したパスでそのままおこなわれてしまいます。必要なら、SYSTEMディレクトリ等に移してからインストールをおこなってください。
いっぱいあるのですが、主なものをいくつか。
Windowsネットワークの通常のログオンでは、パスワードは暗号化された状態でネットワーク内を伝送されています。しかし、このTELNETサービスではパスワードをクリアテキストのまま送信されることが前提となっていますので、注意が必要です。
このプログラムはamiwareです。マーキュリー規約に準拠します。
NIFTY-Serve | BXA03577@niftyserve.or.jp |
日経MIX | t.kono@mix.or.jp |